大学に入ってからカメラを始めたある人のカメラ遍歴

爽やかな春と呼べるような気持ちの良い日々がこのごろ続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。新生活においてもご健勝である事を願ってやみません。そして、忘れてはならない新入生の皆様方こんにちは。そろそろ大学の空気感にも慣れてきた頃ではないでしょうか?私どもは皆様をお迎えすることができ、とても嬉しく感じております。(昨年は流行病のため大々的に歓迎をすることができなかったのです。よって後輩への接し方が分からないので「先輩」というステータスに戸惑っている状態ではあります。)

あれやこれやと時間は流れ、ついに我々の代へと替わることとなりました。部長は頼もしく、とても良い空気感の中で、今学年の部活を始めることができ幸先が良いです。そんなある日部長からエッセイの依頼が届いたのです。私は本など、伊坂幸太郎や司馬遼太郎や森博嗣を嗜むくらいですし、なんなら日常的に文を認める事はないのですが、どうした事か、筆をとることとなっていました。

前置きが長くなってしまったので省略しますが、ここまで読み進めていただいてわかる通り、私の文は酷く稚拙で読みづらい事だと思いますが温かい目で読んでいただければ幸いです。因みに、目次の『終わりに』の場所にまとめを記載していますので、お時間が無ければそちらからお読みになってください。

目次
大学入学前〜カメラ購入
OLYMPUS
Leica
終わりに

1. 大学入学前〜カメラ購入

私は元々多趣味で、音楽(聴いたりギターを弾いたり作曲をしたり)、釣り、プラモデル、スニーカー収集、ドライブ、映画鑑賞、歴史書や漫画を読むことなどを嗜み、常に新しい「ホビー」を探しているような節があります。そのような性格で「カメラ」に目をつけるのは必然だったのでしょう。

高校時代から「カメラ」に興味を持ち始めましたが、当時私は他にも複数の趣味を持っていて、これ以上の散財はさせまいと母からのストップが出てしまいました。よって、当時は写真の世界に足を踏み入れることができませんでした。しかし、興味が失せる事はなく、大学入学と同時に母の目が離れたのでカメラを購入することを決心しました。

いざカメラを選ぶという場面になると、素人ながらに「他人とは違うものを持ちたい」という願望に忠実になった結果、OLYMPUSを選ぶこととなりました。

2. OLYMPUS

 先ほど述べた通り、最初のカメラメーカーはOLYMPUSに決まりました。その次に機種は「初心者だから」という理由でOM-D E-M10 MarkⅢに決めました。ここまでの流れは初心者のくせにとてつもなく早かったことを記憶しています。それにはカメラのデザインと強力な手振れ補正に惹きつけられたのが理由に挙げられました。

CanonやNikonなどシェアが広いカメラはどこかゴツゴツしたデザインが採用される中、E-M10はレトロ調のデザインを採用し、尚且つコンパクトに収まっています。したがって、日頃カメラを持ち出す機会が増え写真を練習する機会が増えることを期待しました。

次に、強力な手ぶれ補正に関しては明るいレンズを持っていない初心者は夜間の撮影ではシャッタースピードを遅くして撮影する必要があることが予想されたので、手ぶれ補正が必要だと判断しました。

結果、これらの意図はうまく作用し、良い練習をすることができました。これらはOLYMPUSが採用しているM3/4というセンサーの規格が生み出す利点のおかげであります。このセンサーは他社の一眼に搭載されているものより小さいので、筐体を小さくすることができ、手振れ補正の機構を詰め込むスペースを十分に確保することができるようになるのです。

時は進み、1回生の冬になったらアップグレードしてE-M1 MarkⅡと14-28と50mmと80-300のProレンズを購入し、表現の幅が増えて感動したのを覚えています。この機種は当時OLYMPUSの中で上から2番目のグレードを誇っており、E-M10より写りや手ぶれ補正の効き具合は圧倒的に向上しているのが素人目にも感じられました。

3. Leica

しばらくすると、2回生の夏頃まではOLYMPUSの性能に文句はなかったのですが、ついにM3/4の欠点に目が向くようになってしまいました。M3/4はセンサーが他に比べ小さい事は先述しました。しかし、そこには前項で述べた利点だけではなく、大きいセンサーより画質面で劣ってしまうという点や、ボケの量が減ってしまう点などの欠点が挙げられます。

そこで、最初はSONYのα7ⅢかFUJIFILMのX-T4のどちらかを購入しようと悩んでいました。そんなある日Leicaユーザーの従兄弟から「新機種に乗り換えるから、前の代(SL)を格安で譲る」という連絡が入ったのです。私はその時Leicaの事をあまり知らなかったので、調べると欲しいスペックを満たしていたのですぐに、貰い受ける旨を伝えました。

新宿の改札で従兄弟と待ち合わせをし、受け取った後すぐに、試写をしました。最初にファインダーを覗き込み、一枚撮った時のことは今でも覚えています。さっきまで見ていた景色が忠実に描写されその場の空気感がしっかりと残っていたのです。その感動は今でも継続されていて、撮影するたびに初期衝動?を思い出すことができます。

4.終わりに

ここまで駄文を読んでいただきありがとうございました。少しでも写真未経験者であった私がハマって行ったカメラの世界が伝わりましたでしょうか?少し疲れてきました。皆様良い写真ライフを!

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